「おおなみ」は東日本大震災にも出動した艦の一つです。地震当日近海に居て、地震のショックを海上でも感じたとのこと。まるで陸地にいる時のように揺れたそうです。津波も直撃し、5メートルぐらい上下動したとおっしゃってました。
護衛艦は海上捜索とヘリでの物資輸送を主な任務としていたそうです。灯油やガソリンの入ったドラム缶を直接吊るして運んでいたとか…季節が季節だけに燃料の確保は切実で最優先だったと聞きました。また、「おおなみ」だけでも十数体の遺体を回収したそうです。浮遊物が多すぎて、せっかく見つけた遺体も、皆で見ているにもかかわらず艦を転回させているうちに見失うことも多かったと・・・。
「とにかく終りが全く見えないことが一番キツかった」と、我々を案内してくれた整備長はおっしゃっておりました。
また、ソマリア沖にも二回派遣されている「おおなみ」、幸いこれといった脅威には遭遇していないそう。去年の派遣では、海賊もすっかりおとなしくなって…というより無茶はしなくなったらしいです。海自は穏便に済ませても、某国(どこの国かはちょっと…)は容赦なかったとか…(^^;
長期航海の中、補給は色々な手段で行ったそうですが、だいたい食材は確保できたものの、卵・牛乳・じゃがいもだけは日本のそれと味が違いすぎて閉口したそうです。基本和食を貫く献立も飽きるので、時折洋食を混ぜていたと聞きました。
新世代の艦である「おおなみ」は自動化で省力化を果たし、乗員を±190人に抑えているのですが、やはり現場の人間からすると人手が足りないと感じているようです。
ブリッジの椅子の色が違う理由とか、双眼鏡の話とか、GPSがあっても紙の航海図が基本とか、魚雷の撃ち方とか色々細かいネタはありました。早い所この成果を漫画に活かしたいですね。
あらためて、今日の取材見学にご協力いただいた総監部と「おおなみ」乗員の皆さんに御礼申し上げます。









































